便秘の原因、対策、解消

便秘の種類

食べ物が体内で消化され排便されるまでの過程

排便の仕組みを簡単に解説しましょう。口から入った食べ物は、胃→小腸→大腸と通過して直腸に到達。この時、便意をもよおし、無事肛門から外へと排泄されます。

女性に便秘はつきものですが、男性より腹筋が弱いことも一因と言われます。便意を我慢したり、不規則な食生活を続けると、便意を起こす感度が鈍り、便秘を起こしやすくなります。

また、食物繊維が不足したり、ダイエットで減食したりすると、便も固く、少なくなって、スムーズに排便できなくなります。 排便を我慢しがちであったり、ダイエットにいそしんだり・・・。生理や妊娠に関係するホルモンが、腸の働きを悪くすることなども、原因になっています。

さて、消化の過程ですが、胃 では、たんぱく質を消化するペプシンという酵素により、たんぱく質が1部分解されます。そして、食物は 十二指腸 に送られ、胆汁や膵液、腸液などの消化酵素によって本格的に消化が始まりまるのです。

次に吸収の過程ですが、食物は小腸を通過する間にほとんど消化が終わり、
吸収されます。
小腸で吸収されずに残った食べ物は、大腸 へと送られていきます。

大腸 では、食べ物の残ったカスにより、たくさんの細菌が繁殖し、
さまざまな代謝産物を作り出し、その一部分が水分と一緒に吸収されます。
ちなみに、 盲腸、結腸、直腸 の三つの部分から構成されるのが大腸です。

いよいよ便となる過程ですが、残った食べ物のカスは、古い腸の粘膜や分泌物、腸内細菌などと一緒に混ざり合って固まり、これが便となります。

最後に排泄の段階ですが、腸の蠕動運動によって腸の壁の筋肉が収縮し,
便がある程度のかさになった時点で、腸の内容物を押し出すように送り出され、便の形となって直腸 を通って 肛門 から排泄されます。


長い道のりを経て、ようやく食べ物は便となるのです。
一般に口から入った食べ物は24〜72時間位で便となって排泄されます。

このシステムがスムーズに機能していれば便秘とは無縁ですが、なぜ
便秘になってしまうんでしょうか。
いくら便がたまっていても、便意が起こらなければ排便につながりません。
便意が起きるというのも大きなポイントです。

便意の起きるのは以下のような場合です。

食べ物が胃に入ると胃が膨張します。
それにより胃から大腸へ信号が送られ、大腸がその刺激で反射的に収縮し、
S状結腸から直腸へ、便を送り出そうとするものです。

便が直腸に送られると、直腸の内圧が高くなり、腸の壁が刺激されて便意を催すというわけです。
便意を察知するとと、大脳から排泄命令が出され、直腸が収縮し、
肛門の括約筋がゆるんで、排便する体勢が整います。

このように、かなり複雑な経路やシステムにより、排便を行っているんですね。
どこかの過程で不具合が生じると便秘がおきるので、そこを改善する必要があります。


便秘のメカニズムと対策について

1.便秘とは・・・

便秘とはどういう状態をいうのでしょうか?

大便がおなかにたまった状態を便秘というわけです。

大便が通じないで滞ったり、便通の回数、または量が異常に減少することも便秘と解釈されているようです。

排便が毎日順調に行われていても、排便の後に便がすっきり出た感じがない時も便秘とみなします。逆に、2〜3日に一回の人でも満足できる排便であり、苦痛を感じなければ便秘ではありません。


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2.便秘の種類


便秘はまず大きく分けて2種類に分けられます。

1.機能性便秘
2.器質性便秘


1.「機能性便秘」とは、体内で便が作られる過程や排便機能のメカニズム
そのものの障害で、自律神経が正常に働かないことによって起こる便秘の
ことです。

2.「器質性便秘」とは物理的な原因を意味し、便の流れる通路である消化
管(胃、小腸、大腸、肛門)に物理的な障害(便を通過させない)があること
をさします。

器質的な便秘の場合は病院で診察してもらう方が適しているともいえそうです。

機能的便秘は体内で便が作られる過程を改善する、すなわち自分の食生活や生活習慣などを変えたりすることで解決できそうですね。

さらに機能性便秘には「急性」と「慢性」の2種類があり、ここでよく悩みとしてでる便秘はいわゆる慢性便秘、その中の習慣性便秘のほうでしょう。

習慣性便秘にはさらに3つのタイプに分かれます。

1)弛緩性便秘

2)直腸性便秘

3)ケイレン性便秘といいます。



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